芸術の古都・洛陽



河南省西部にある洛陽は、黄河の中流域にある都市である。
紀元前770年東周時代に、洛邑(らくゆう)と呼ばれる首都なったことに都の歴史が始まっている。
その後は、後漢、三国の魏、西晋、北魏、隋、後唐など、歴代の9王朝の首都になってきたことにより、「九朝古都」ともいわれてきた。
その最盛期は唐代で、経済や学問、芸術の都として花開き、李白や杜甫,白居易を始めとして、多くの詩人、文人墨客が集まってきた。
現在、洛陽市の花となっているのが、牡丹である。この栽培の歴史は古く、隋代に始まり、唐代には一大名所になったという。
洛陽の土が牡丹に合っているというが、「芸術と文化が育んだ」といっても過言ではないだろう。





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