中国最古の白馬寺


洛陽市の東方12キロほどの地にある、「白馬寺」。この寺院は、中国に仏教が伝えられてから最初にできた仏教寺院で、「釈源」とか「祖庭」と称えられている。後漢時代、永平11年(68年)の創建である。
伝説によると、インドから二人の僧が白馬に経文を積んでここに来て、仏教を伝えたところから「白馬寺」と命名されたそうだ。そのインド僧の二人の土塚も、ここに守られている。山門前には白馬の像があり、門をくぐるとインド僧の墓がある。
境内には天王殿や大仏殿、大雄殿などが建っているが、当時の伽藍の規模は、今よりもずっと大きかったという。
山門を出て東へ300mほど行くと、斉雲塔がある。高さ24mの13層のレンガ造りの仏塔で、1175年に建造されたものだ。





                                  
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