チャイハナでの僅かの休憩



やっと一軒の建物が見えたのは、チャイハナだった。ここで、15分ほどの休憩をとる。
店の脇では、ナンを焼いている。大きな煎餅状にした生地をカマドに入れているのは、大柄な青年だ。脇目も振らずに、集中している。きっと、美味なナンができることだろう。
ここの売店は、アルコール類が品揃いだ。
「ドライバーしか立ち寄らないチヤイハナだのに」と、酒気帯び運転を案じるところだ。
しかし、「砂漠の中の店」ということで、アルコールには楽観的なのであろうか。
わたしは1200スム(120円)で、紙パック入りのワインと、1300スム (130円)のロシア・ビールを買った。ビールはロングサイズなので安かった。
近くのベンチに座り、冷えたビールで喉を潤す。隣には、華やかな花柄のお揃いのワンピースを着た、チャイハナの若い女性が座っていた。小太りの娘は、ロシア系の顔をしているが、もう一人はモンゴル系の顔だ。服装は同じだが、姉妹ではないだろう。ポーズをとってくれたので、二人並んで写真に収める。



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