イスタンブールのレストラン


 20−イスタンブールのレストラン
昼下がりというのに、辺りにはひんやりとした空気が漂っていて、寒かった。
フェリーを降りてからバスが快走したので、5時間半ほどでイスタンブールの街中に着いた。
昼食は、由緒ある「オリエント・エクスプレス」との名のレストランである。入口には大きな金文字で、1890年とレストランの創業を印す、看板が取り付けてあった。


我々は、道路側からレストランに入ったが、反対側の駅舎からも入ることができる。つまり列車が着くと、そのままホームから入ることができる。
店内には「オリエント急行」を語る、さまざまな絵や写真などが飾られていた。わたしのテーブルの真後には、ワインのボトルが並んだスタンドがある。その上には、往時のオリエント急行の巨大な絵が、壁にかかっていた。


窓を眺めると、入線して来た列車が見える。車両から降りてきた人々が、ホームを歩いて行く。
食事は定番のコースだが、特に羊肉に風味があった。




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