さまざまな「オリエント急行」


オリエント急行の歴史は古く1883年10月4日に始まったのが第1号で、パリ発コンスタンチノーブル行きだった。ヨーロッパの長距離列車で、国際寝台車会社が運行を始めたものだ。
その他の路線では、パリとウィーン(オーストリア)間。それに、1982年に誕生したロンドンとイタリアを結ぶ、ヨーロッパの社交場と謳われている「ベニス・シンプロンオリエント急行」がある。


アジアでは、バンコク(タイ)とシンガポールの間で運行している「イースタン・オリエント急行」や、中国の「チャイナ・オリエント急行」。インドには、「ロイヤル・オリエント急行」が走っている。
その他、アメリカン・オリエントエクスプレス社が所有する「アメリカン・オリエント急行」や、メキシコを走行する「サウス・オリエント急行」がある。


日本は? というと、このオリエント急行に匹敵するものがいくつかある。JR東日本の「カシオペア」や、JR北海道とJR東日本の寝台列車「北斗星」。それに、JR西日本の「トワイライトエクスプレス」などがあげられよう。
かつてわたしが乗ったことのある、九州久大線の由布院を走る列車「ゆふいんの森」号。この車両はオリエント急行を真似て、車両だけを豪華にしただけので、当てはまらないだろう。
オリエント急行は、どの車両も豪華な造りだそうだ。機会があれば、一度は乗車して楽しい鉄道の旅をしてみたい。




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